こんな道通れるのだろうか!?という道でさえおかまいなしに進んで行く…。
と、その時、バイクに乗った現地の人が現れる!!
バングラさんと啓子さんが嬉しそうに話している!
その人達はなんとパラトール村の人達だった!!
彼らは私達が到着するのをずっと暗闇の中で待ってくれていたのだ。
彼らの後について車が進んで行く☆彡!
はぁ~やっとやっと到着したんだぁ~。゚(゚´Д`゚)゚。!
疲れ果ててたけどやっと目的地に着いたというホットした気持ちと
こんな暗闇の中に本当に村があるのだろうかという疑いと
一体どんな村なんだろう…という気持ちも入り混じってなんだかドキドキしてきた。。。
ダッカを車で出発してから約7時間半。。。
デモや暴動等で車が動かなくなるダッカから早く脱出することが出来て、思ったより早く到着したのだ。
時計はすでに22時半になっていた。
私達の今回の旅の目的地。
パラトール村の入口で車が止まった。
無事にここまで来れたことの安堵感を感じながら車のドアを開けると
向こうの方から歌声が聞こえてくる。。。
え…!!?
日本語っ…!??
日本から遠く離れたこの地でなぜか日本語の歌が聞こえてくる…!!?
この曲は「上を向いて歩こう」だ!!
車を降りると子供達の元気な歌声で「上を向~いて!あ~るこう~!涙がこぼれないよおおに~☆彡!」
あまりにもびっくりして感激して涙が溢れてきた。。。
もうこんな遅い時間なのに私達の為に村の人達も子供達もずっと外で待ってくれていたんだ。
私達の歓迎の歌は終わらない。
幾つも日本語の曲で歌い続けてくれる…。
どうしてこんな難しい日本語の曲をみんな覚えて歌えるのだろう。。
不思議でしょうがないよ…(; ;)。
本当は子供達の歌声を皆さんにも聞いてほしかったです。
純粋なこの子達の歌声聞いてしまうと
どんな固い心も溶けてしまうから。
しばらく歌い続けた後、
私たちメンバー1人1人に折り紙で作った綺麗なレイを首にかけてくれました。
そしてほっぺにキスのプレゼント(#^.^#)☆
子供達みんな私達のもとに来て1人1人握手をし自己紹介してくれる。
可愛い無邪気な笑顔でこの子達は私達日本人を迎え入れてくれた。
もう疲れは吹っ飛んでどこかに行ってしまった。
この子達の笑顔が何よりの癒し。
何よりの宝。
パラトール村の入口の目の前にピンクの壁の可愛い学校。
ここはバングラさんと啓子さんが建てたのです。
なんて素敵な学校だろう…。
荷物をすべて車から降ろしたら村の人達や子供達が大きいスーツケースや荷物を持ってくれて
学校裏にある暗い急な階段を私達を案内しながら登っていく。
村の家はこの階段の上にあるのだ。
かなり長い急な階段。。
しかも何十メートルもある。
街灯もないこの階段を普段、子供達は行き来しているのだろうか…。
でも後で啓子さんが教えてくれた。
やっと最近になってこの階段が出来たらしい。
その前はここは崖になっていてよく子供達も躓いていたらしい。
学校裏に井戸があって村の人達はここから水をくんで急な階段を上り
村まで持って行き使っているのだ。
水を使うということがどれだけ大変で有難いことなのか知る…。
電気は学校や幾つかの家ではソーラーパネルで発電した電気を使えるようになっているらしい。
電気がまったく使えないわけではないと知ってホッとする。
階段や坂を登りきり、私達が今回お世話になる村長のルーカスさんのお家に到着☆彡!!
これから4日間ここでお世話になるのだ。
子供達がルーカスさんのお家の前の椅子に並んで座ってる(#^.^#)。
本当に可愛い子達ばかり☆。
ルーカスさんファミリーのお家にて☆彡