2013年02月

パラトール村でホームステイ☆彡

パラトール村。

ここが一体どこにあるか読者の皆さんは想像できるでしょうか。。

行ってきた私でさえ何にもわからずにバングラさんに金魚の糞のようについて行き辿り着いた場所なのです(^^;。
そして着いて初めてわかりました…。

ここはインドとの国境堺だと。

国境堺といっても遠く離れているわけではなく、
な、なんと歩いて5分でインドっ!!!
その為、パラトール村の目の前にある山上には迷彩服に身を包み、銃を持った国防衛軍がいつも見張っている…(゚o゚;;!!
下から防衛軍の姿が見える。。

パラトールに着く直前にバングラさんと啓子さんが私達に呼びかける。
「あっちに向かって写真を撮らないように!!!」

もし撮ったら国防衛軍が怪しい人間と思い射殺する恐れがあるらしい…((((;゚Д゚))))!!!
マ、マジで…!!?

実際、射殺されている人もいるらしいのだ…。

生ぬるい平和な日本とは一転、ここは日本ではないということを自覚する。

子供達の歓迎の歌声を聞き、ホームステイするルーカスファミリーの家にようやく到着して
こちらの名産である紅茶を頂く。
ミルクティすごく美味しい(#^.^#)。
ホッとするなぁ。

こちらでも紅茶のことを「チャ」と言うのです。
「チャ」と、日本語の「ない」ということ言葉は共通語でこちらでも「ない」と言います。
なんだかおもしろいなぁ。

疲れ果ててた私達を迎え入れてくれるルーカスファミリー。
そして親戚にあたるイヴァンさん。

皆さんとても良い人そう。
みんな素敵な笑顔。
優しい目をしてる…。

ルーカスさんご家族は村長のルーカスさんと奥さんのアマ(お母さんという意味)と7人の子供達のご家族。
おばあちゃんもいます(*^o^*)!

7人の子供達は上からメイキントン君、カルビン君、マルシーちゃん、クィーンちゃん、プレイシーちゃんとアレックス君。あと大学の寮に入ってて今回会えなかった女の子もいるのだ。
大家族だけど私も5人兄弟なのでなんだか似たものを感じる。

彼らはさっき子供達の歌をリードして歌ったりギターを弾いたりしてくれていた。

左上からメイキントン、マルシー、下左からプレイシー、まさよ、クィーン☆彡

バングラデシュ 513


                                 
日本のメンバー&クイーンちゃんとイヴァンさん☆彡

P1340436

長女のマルシーちゃんは自作で服を作っている。
以前、バングラさん達の支援で職業訓練でパッチワークを学びに日本へ3ヶ月間ホームステイしていた。

たった3ヶ月の滞在なのに彼女はかなり日本語を話すことが出来るっ!
なんて頭がいいんだろう…!!

何年経っても英語が話せない自分が恥ずかしく感じる(-。-;。
滞在中、彼女は日本語も英語も話せるので村の人達とのコミュニケーションをとる時にだいぶ助けられた。

バングラデシュは基本はベンガル語で会話するけど村によって言葉が異なってくるのだ。
パラトール村の人達は殆どの人が「カシア族」という民族で「カシ語」を話す。

日本語に英語にベンガル語にカシ語☆彡。

みんなミックスしながら会話する(#^.^#)。
言葉というのは面白い。
一つ、二つ新しい言葉を覚えただけで同じことで笑ったりできる。

会話が成立しないことも多々あってその度に相手に対して申し訳ないっと思ったりするけど
啓子さんに言われた。

伝えようという気持ちが大事だと。



さて、明日に向けて寝ようということになり私と参加者のまりさんはマルシーとクイーンちゃんのお部屋を貸して頂くことに。
ベッドが二台並んでてお姫様ベッドのようにうえからベールがかかってる。
これは虫除けらしく蚊帳なのだ。
鏡があったり服が綺麗にたたんでおいてあって女の子の部屋という感じ☆彡。

飲み水は滞在中いつでも飲めるように前もってバングラさんがペットボトルのミネラルウォーターを準備してくれていた。

心配し続けたトイレはなんと最近、毎年やってくるホームステイする人達の為に
外に作られたらしく、綺麗なトイレを使うことが出来たっ!!
ホッ…(-。-;。

水を流すのはバケツに水を汲んで手動で流す。
村の人達があの急な何十メートルもある階段をのぼって持ってきてくれた水を使わせて頂く。

だから日本みたいに安易には使えない。
大事に使わないと。。

私達は既に埃と汗で臭くなっているけど体を洗い流せない。
水がもったいないという気持ち。
洗顔やシャンプーを持ってきたけど洗顔一つ使うのにどれだけの水がいるのだろう…。
そんな為に苦労して村の人が持ってきた水を使うことは出来ない。
そしてもう一つの理由。
村の人達にとても失礼だと思いながらも井戸から汲まれた水で体を洗い流すのが怖かった…。
なんせ私は胃腸があまり強くなく、日本にいてても頻繁に胃腸を壊すため
現地の水を使って大丈夫か自信がなかった…(-。-;。
しかも今回の旅が急遽決まり、私には予防接種をする時間もお金もなかったからだ。

バングラさんはそんなもん大丈夫や!!としきりに言っていたけど…
私には自信がなかった。

特に女性は水を使わなくていいように使い捨ての体拭きタオルや顔拭きタオルを持ってきて使っていた。
いつまで体を洗わず我慢出来るかな…(ーー;)。

ちょうど寝る前に啓子さんが私に言った。
「夜中にウォーッとか男の人の声がするけど気にしないで。」
???

変な人が入ってこないように24時間、男性達が叫びながら警備しているのだ。
日本人がいるとわかったら標的になり変な人がやって来るかもしれないかららしい…(゚д゚)!!

そんな話を聞いて肝っ玉小さい私はビビリまくりながら
ここは日本でないことを再確認する…。

なかなか眠れない初日の夜を過ごしたのであった…(--;)。


続く…☆彡





パラトール村に到着☆彡!!

暗闇の山中、ガタガタ道はかなり危ない所もあり
こんな道通れるのだろうか!?という道でさえおかまいなしに進んで行く…。

と、その時、バイクに乗った現地の人が現れる!!

バングラさんと啓子さんが嬉しそうに話している!

その人達はなんとパラトール村の人達だった!!
彼らは私達が到着するのをずっと暗闇の中で待ってくれていたのだ。

彼らの後について車が進んで行く☆彡!

はぁ~やっとやっと到着したんだぁ~。゚(゚´Д`゚)゚。!
疲れ果ててたけどやっと目的地に着いたというホットした気持ちと
こんな暗闇の中に本当に村があるのだろうかという疑いと
一体どんな村なんだろう…という気持ちも入り混じってなんだかドキドキしてきた。。。


ダッカを車で出発してから約7時間半。。。

デモや暴動等で車が動かなくなるダッカから早く脱出することが出来て、思ったより早く到着したのだ。

時計はすでに22時半になっていた。

私達の今回の旅の目的地。
パラトール村の入口で車が止まった。

無事にここまで来れたことの安堵感を感じながら車のドアを開けると
向こうの方から歌声が聞こえてくる。。。

え…!!?
日本語っ…!??

日本から遠く離れたこの地でなぜか日本語の歌が聞こえてくる…!!?


この曲は「上を向いて歩こう」だ!!


車を降りると子供達の元気な歌声で「上を向~いて!あ~るこう~!涙がこぼれないよおおに~☆彡!」

あまりにもびっくりして感激して涙が溢れてきた。。。

もうこんな遅い時間なのに私達の為に村の人達も子供達もずっと外で待ってくれていたんだ。

私達の歓迎の歌は終わらない。
幾つも日本語の曲で歌い続けてくれる…。

どうしてこんな難しい日本語の曲をみんな覚えて歌えるのだろう。。
不思議でしょうがないよ…(; ;)。


バングラデシュ 169
 子供達の歓迎の歌声☆彡
     メンバー全員感動が止まらない…(; ;)。

バングラデシュ 171



本当は子供達の歌声を皆さんにも聞いてほしかったです。
純粋なこの子達の歌声聞いてしまうと
どんな固い心も溶けてしまうから。


しばらく歌い続けた後、
私たちメンバー1人1人に折り紙で作った綺麗なレイを首にかけてくれました。
そしてほっぺにキスのプレゼント(#^.^#)☆

子供達みんな私達のもとに来て1人1人握手をし自己紹介してくれる。
可愛い無邪気な笑顔でこの子達は私達日本人を迎え入れてくれた。


もう疲れは吹っ飛んでどこかに行ってしまった。

この子達の笑顔が何よりの癒し。
何よりの宝。

パラトール村の入口の目の前にピンクの壁の可愛い学校。
ここはバングラさんと啓子さんが建てたのです。

なんて素敵な学校だろう…。

荷物をすべて車から降ろしたら村の人達や子供達が大きいスーツケースや荷物を持ってくれて
学校裏にある暗い急な階段を私達を案内しながら登っていく。

村の家はこの階段の上にあるのだ。

かなり長い急な階段。。
しかも何十メートルもある。

街灯もないこの階段を普段、子供達は行き来しているのだろうか…。
でも後で啓子さんが教えてくれた。
やっと最近になってこの階段が出来たらしい。
その前はここは崖になっていてよく子供達も躓いていたらしい。

学校裏に井戸があって村の人達はここから水をくんで急な階段を上り
村まで持って行き使っているのだ。

水を使うということがどれだけ大変で有難いことなのか知る…。
電気は学校や幾つかの家ではソーラーパネルで発電した電気を使えるようになっているらしい。
電気がまったく使えないわけではないと知ってホッとする。


階段や坂を登りきり、私達が今回お世話になる村長のルーカスさんのお家に到着☆彡!!
これから4日間ここでお世話になるのだ。

子供達がルーカスさんのお家の前の椅子に並んで座ってる(#^.^#)。
本当に可愛い子達ばかり☆。

バングラデシュ 180



ルーカスさんファミリーのお家にて☆彡

バングラデシュ 181




バングラデシュ 182


バングラデシュ 184


バングラデシュ 185

村長のルーカスさんのお家。
さっき子供達と一緒に歌ってくれたルーカスさんのご家族が勢揃い☆!
私達を歓迎してくれている。

みんな優しそうな素敵な人達。
ルーカスファミリーの詳しいご紹介は後日したいと思います(#^.^#)。


 日本から約二日がかりでやって来た私達。
見知らぬ土地で人の暖かさにふれた日。


明日はどんな出会いがあるのだろう…☆!


続く…☆彡

車でパラトールへ☆彡

見たことのない景色がどんどん移り変わり
だんだん日が暮れていく。。

どこへ行ってもみんないきいきしている。
動物たちも自由だ。
鎖に繋がれるわけでもなく、犬も牛もヤギも鶏もみんなのびのびしてて
見ているこちらの力が抜けてしまう。

日本にいる動物達とあまりに環境が違う気がした。
表情も全然ちがう。

動物が動物らしく生きるって、
人間が人間らしく生きるって?

どういうこと…?

この景色を見ていると人と動物、自然。
すべてが共存しているように見える。
すごく絶妙なバランスで。

日本ではなかなか見ることがない景色。


私達の乗せた車は相変わらずスリルのある運転で前へ前と進んでいく。。
車の中でキャーッとかワーッとか私達が叫ぶ声を気にすることなく(^_^;。。

砂埃が激しく舞って車の中にいてても鼻の中は真っ黒!
目や喉も痛くなる。
旅の勲章ってやつです(^^;!

汗と砂埃ですでに私達は真っ黒だけど今日からシャワー出来ないことを覚悟する(-。-;。。
なぜってここは日本と違う。
日本にいる時みたいに自由に水や電気を使えるわけじゃない。


夕飯をとることになり道沿いにあった飲食店に車が止まった。
もうお腹も空いてたしトイレにも行きたかった。
ホテルって書いてるけどホテルじゃないらしい。。

バングラデシュ 165


   
広い店内☆彡


バングラデシュ 162


レストランに入りバングラデシュに来て二度目の晩餐☆彡。

夕飯の時もLOVELOVEなバングラ夫妻(#^.^#)。

バングラデシュ 164

もちろん夕飯もカレー☆彡!

それぞれ魚とチキンとエビと野菜のカレーが出てきました!
そして主食ポロタ!
ここのポロタは昨日食べたものより美味しかったなぁ☆。

ここではお店の入口でデザートやパンも販売しててこちらのデザートにチャレンジしました☆!
プリンやケーキみたいなものもあって甘かったけど美味しかったです(*^o^*)。

たらふく食べてお腹いっぱいになり、旅を続ける為に車へ。
ここでも現地の人達がみんなこっちを見てる…(^^;。


さて、旅はまだまだ続く。

暗闇の中をどんどん走っていく。。
こちらではバザールといってお店が並んでるところ以外は街灯がない。
そんなところでは車の明かりだけが光っている。

しばらく走っているうちに疲れたようで眠ってしまった。。

車はトイレ休憩の為ボロレカというバザールがある地域まで来て、
お店があまり開いてない静かな場所で止まった。

トイレ休憩はどこのトイレに行くんだろう…と思ってると
「トイレないからもう木陰でしてきて」とバングラさん。

寝ぼけてた目が一気に覚める(((゜Д゜;)))!

え!!?
木陰で…!!?

マ、マジですか!!
ゴ~ンッ((((;゚Д゚))))!!

お、恐れていたことが…。
これで野外でするのはベトナムに行った時以来だ…。

そして女性陣は空き地みたいなと所へ移動。。
暗闇やけど向こう側に現地の男性やメンバーの男性がこっち見ているのが見える…(゚д゚lll)。

マジか…、
やっぱり出来ないよ!!

でもトイレしないとあと2時間は車は止まらないと啓子さん(;゚Д゚)!

も、もういいやっ( >Д<;)!!
ってことで済ませました。。

啓子さんは「こっちではこれは結構当たり前なんよ~」と教えてくれる。

とても勇気がいりました。。
トイレごときで騒いでしまってごめんんさいっm(_ _)m!!


そうこう話しながら車に戻るとなぜか大勢の現地の男性が車に群がってる。
暗闇に見知らぬ男性がこんなにいるとちょっと怖い…。

ドライバーの顔が険しくなってる。
「どこ行ってたんだ!」
と怒ってる。

なぜか聞いてみたら
もう夜遅いしだんだん現地の人が車に集まって来てて
ドライバー1人では対応出来なくなるからだった。

急いで車に乗り出発する!!

そこからしばらく進み続けるとバザールは消え山の中へ入って行く。。
ガタガタ道は一層激しくなり街灯はもちろんない。
対向車もなくなってきた。


見知らぬ土地。

私は一体、日本からどれほど離れた場所に来ているのだろう。。
想像も出来ないほど遠くに来ているのだろう。。

パラトール村。

もうすぐ私達の目的地に到着しようとしていた。



続く☆彡




ダッカ脱出~☆彡!!

2月7日木曜日
国内線シレット行きの飛行機は13時半フライト予定☆彡!
でもスーツケース等、荷物をすべて預かってもらうには
早いもの勝ちらしく、、(^_^;
支援物資等も預かってもらわないといけなので朝の10時には出発っ☆!!
これがダッカの国内線です。

バングラデシュ 140



バングラデシュ 139

国内線に到着したのは10時半☆!
フライト時間までまだ3時間あるのです。
時間があるのでみんなで国際線の方へ遊びに行くことに。
と言っても昨日到着した場所。

コンビニでコーラ等買って椅子に座って井戸端会議が始まる☆彡。

と、突然バングラさんが
「まさよ!なんか歌え!」と言い出す(・□・;)!!

「え!?、え!??」
と躊躇する。。

ここは国際線でイスラム教徒の国。。
頭に浮かぶ曲はゴスペルしか出てこない。。

よし!!
日本語なら!ってことで賛美歌の「いちわのすずめ」とアメイジング・グレイスの日本語の賛美歌
「おどろくばかりの」を歌う。

ただでさえ日本人は珍しく注目されるのにここ空港で突如歌うことになるとは、、(゚o゚;。。あはは。。

その後、英語でもアメイジング・グレイスを歌ってしまった。。
ちょ、ちょっとドキドキした…。
ここは日本じゃないので…(;´д`)。

ドキドキしてしまった自分の小ささを感じてると、メンバーが次々と歌い出す。
メンバーのまりさんも静子さんも歌を愛してる人なのだ!
二人は童謡を歌ってくれた。
静子さんが美しいラインでハモっている。

その後、バングラさんが歌いだす!!
「泣きなさ~い~!笑い~なさ~い!!」(花って曲です)

な、なんだこの日本人は、、、(゚o゚;!!?

気がつけば現地の人達が集まって来て聞いてる。
笑いながら。。

その後、バングラさんはご機嫌でバングラデッシュの曲も披露☆彡!
後ろの席に座った現地の人達もご機嫌な様子だった。

そんなことしながら国内線に戻る。
まだまだ時間があって今のうちに歌を練習しようと思い歌詞カードとI phoneとヘッドホンを出して
小さい声で何度も練習~☆彡。

しかし、待てど待てど荷物を預けることが出来ない。

なんだかみんな待ちくたびれて疲れてしまった。。

フライトのはずの13時半、やっと動きがあった。
一時間伸びることに、、(゚o゚;;!!
フライトは14時半!

もう疲れたぁ、、、って思いながら14時半までひたすら空港で待つ。。

と、周りがざわつき始めた!
な、なんだ、、!?

なんと!!
飛行機が何の理由も説明せずにフライトキャンセルになったのだΣ(゚д゚lll)!!

え、え、え~!!?うそや~っ!!
だって天気めっちゃいいしなんでキャンセルなん、、、!??

誰も理由がわからない。
航空会社からはI’m sorryもない…(゚o゚;;。。

どっかから怒鳴り声も聞こえる。
バングラさんと啓子さんの表情も険しくなる。

どうやら私達はパラトール村まで車で行かなければいけないらしい。
通常だと国内線でシレットまで2時間くらい。
そこから車で3時間くらい。
のはずが、、、!!

車で10時間以上走らなければいけなくなったのだ(((゜Д゜;)))!!

そしてやっとバングラさんがマイクロバスを手配!
次は空港入口で待ち続ける。。
疲れはピーク。。。

その時、車が来た!!
っと思ったらマイクロバスじゃない(゚o゚;;。。

普通のワンボックスカー。
え!!?
1台!!?

メンバーは啓子さん入れて10人。ドライバー入れて11人!!

荷物はあきらかにトランクに乗らない量!

バングラさんが必死に2代目は!?
と言ってくれるが現地の人はひたすら「ない!」と言ってる。

メンバー全員唖然とする…。

もうこの一台のみで行くしかないとわかり、バングラさんが「はい!乗って!!」と声をかける。
荷物は乗せるの無理やろう!っと全員思っていたが奇跡的に全部積み込めた(゚o゚;;!!
後ろはまったく見えない状態(-。-;。
ひょぇぇ~!
バングラデシュ 161

通常7人くらいの車に10人乗なければいけない。
一番前の席に啓子さんとバングラさん。
席が一つしかない為、バングラさんは啓子さんの膝に半ケツ状態!
しかも車の天井に頭がついてる…(゚o゚;。

バングラデシュ 158


後部座席はキュウキュウに詰めて乗る。
椅子が壊れて後部座席も半ケツ状態。
大橋さんが最初の半ケツの犠牲者に…。

これで10時間の車の旅か…ぁ(((゜Д゜;)))!!

キュウキュウの車内に私達を乗せてドライバーさんのレーサーのような運転が始まった!!
こちらでは追い越し運転が当たり前なのだ…。
どんな細い道だろうが対向車が来てようが、人や動物がいようがあまり関係がない。

一秒差スレスレのところで車をかわして行く!
日本じゃすぐ警察のお世話になるだろう。
しかも交通量が半端ない程多いのに信号がないのだ。

一斉に車、人力車、三輪オートのシェンジー、人、動物が動く街。

水さえ飲むのが困難な車内。
なぜならガタガタ道をすごい運転で走っているから(^_^;。

走って行く中でだんだん景色が変わっていく。
リアルバングラを目の当たりにする。

バングラデシュ 148

バングラデシュ 152

バングラデシュ 154


景色はどんどん郊外の風景へと変わっていく。。

バングラデシュ 159


大変なことには変わりないけど飛行機に乗れなかった分、
バングラデシュの町並みや人々を間近に見ながら進んでいくことが出来た。

こうゆう旅はなかなか出来ない。
どんなに素敵な旅行に行ったとしても得られないものを
今、私は体験してる。

ここの人々は常に動いている。
みんな生きるのに必死で今を生きている。
誰かに何かに追われるわけでもなく今を生きている。

物乞いをしてる人々が何人も車に寄ってきた。
でもどんなに悲しい顔していても涙がこぼれ落ちそうでも
なぜだか可哀想とは全然感じない。

なぜって?

その人の目が死んでないから。
ここに生きてる人々は鬱病のひとはいないんじゃないかと思う。

啓子さんが車の中で話してくれた。
バングラデシュは『世界一貧困の国であり、世界一道路が混雑した国であり
世界一幸せな国』なんだって。

啓子さんが試しに物乞いさんに聞いてみたらしい。

「あなたは幸せですか?」

そしたら

「幸せです。」
と答えたそうです。

これを肌で感じる国。
私が失っているものがここにあると感じてきてる。




続く…☆彡。

ダッカのホテルにて☆彡

ダッカのホテルに無事着き部屋に入ると思っていたより綺麗☆彡
バングラデシュ 103


バングラデシュ 110


トイレも洋式。
水も流れるのでホッとする。。

夕飯までにアーロンというショッピングセンターが近くにあり連れて行ってくれるらしい。
お昼にはホテルに到着していたけど外出は17時以降ということでフロント横の待合室に全員集合する。

でも、、、待てど待てど運転手がこない。。
一時間過ぎても来ない(・_・;。。
むむむ、、、???

そのうち外から車の音が聞こえたのでバングラさんの奥さんである啓子さんに伝えて
啓子さんが見に行ってくれた。
すると、ドライバーさんがどこかへ行ってしまっていないらしい、、(゚o゚;;!?

そこに私達の部屋を担当してくれているホテルのボーイのルベル君がやってきて
「アーロンは歩いて5分の場所だから僕が連れて行ってあげるよ」とルベル。みんなでルベルの後について行く。

激しい砂埃が舞う路地。
人力車が常に走りまわっている。
道路もいきなり穴が空いてたりするので気を付けながら歩いていく。

「こちらの犬に噛まれると必ず狂犬病になって死ぬらしいねぇ、、、。」と啓子さん,,,(゚д゚lll)。。
なのに大きな犬が放し飼いで普通に人の隣を歩いている!
マ、マジか、、!!?
地元の人々はそんなこと気にする様子もない...(゚o゚;;。
電線はめちゃくちゃに絡まっていてすぐ手に届きそうなくらい垂れ下がっている。

そんな道を歩いていると
日本人がよほど珍しいのかみんなこちらを見ている。
そんなに珍しいのかな...。

画像1

画像1


間もなくルベルが「ここだよっ」と教えてくれる。
小さいスーパーと小さい洋服屋さんが一軒づつ並んでる。
すると啓子さんとバングラさんがここはアーロンじゃない!と抗議する。
しばらくやりとりが続いた後、アーロンはあの大きい通りの向こうにあることが判明!

もう外は暗くなっていて大きな通りは危険な為、果物やお菓子だけ買ってホテルに戻ることになった。

夕飯を早めにお願いと啓子さんは何度も何度もフロントに言いに行く。
しかし、待てど待てど夕飯の準備は進まない。。

そう。
ここはバングラTimeなのだ...^^;!

現地の人に何度も何度も自分はこうしたい!!と伝えないと動いてはくれない。
これはこの後も何度も経験することになるのです...^^;。

疲れて待ちくたびれてる私たち。
お菓子食べながらひたすら待つ。。

画像1


やっと夕飯☆彡!!

これはバングラデシュの主食ポロタ☆彡。
美味しいです( ゚v^ ) !

画像1

カレー辛いけど美味しい(#^.^#)!
お肉たっぷり☆!!
画像1


初めて全員揃っての晩餐☆彡
IMG_4157


夕食後、埃と汗を落とす為にシャワーを浴びるけど水しか出ない、、(・□・;)。
とはいえ、こちらの気温は30度近いので全然我慢できるレベルでした☆彡!
明日からはしばらくお風呂に入れないかもしれない。
なぜならパラトール村は電気も水道も通ってないらしいのです。

さて、明日はとうとうパラトール村へ向かう為、国内線に乗りシレットへ☆!
明日ちゃんと辿り着けるのだろうか、、、。
もう未知の世界へ足を踏み入れました。

自分が今ダッカにいるのが不思議でしょうがない気持ち。

さて明日に備えて爆睡しましょう☆!!

続く…☆彡。
プロフィール

peacemind0607

最新コメント